中国現代アート

大成功で幕を閉じた北京オリンピックも記憶に新しい中国は、2010年の上海万博へ向けてさらなる発展を続けています。

昇龍のごとくここ数年かつてないほど活況を呈したした中国現代アート。現在ではその過熱振りも徐々に落ち着きを見せ始め世界各国のオークションでコンスタントに取引がされるようになり円熟期に指しかかろうとしてきています。
また、広大なエリアに数多くのアトリエやギャラリーやカフェなどが軒を連ねる北京市の大山子798地区、草場地区、上海の莫干山路50号といったアートスポットには北京のPACEgalleryを始め、世界有数のギャラリーもブランチを開廊も相次ぎ、ますます世界中から注目を集めています。

文化大革命、天安門事件、改革開放などの歴史的な変革を経て大きく変貌する中国社会。その現実を真摯に受け止め、向き合い、思い思いのメッセージを世界に発信する中国の現代アート。激動の時代を潜り抜けてきた芸術家が手がける作品には見る人にストレートに伝える力に溢れています。

蔡 國強Cai Guo-Qiang

北京オリンピックのヴィジュアルディレクターも勤めた蔡國強は異なった文明や社会や人々が互いに調和・共存するための手段としてアートを捉え活動する作家です。


  • 期間:

    2008.10.27[月] - 11.03[月]

  • 曾 梵志

    2002年第一回広州トリエンナーレ、2006年のアートバーゼルマイアミビーチなど国際的な舞台で活躍し現在中国アートを代表する作家である曾梵志。1994年から描き始めた魂の苦痛を仮面の下に隠したマスクシリーズは一躍作家を有名にした。


  • 王 廣義

    中国アートの火付け役となったポリティカルポップアートの第一人者。ヴェネツィア・ビエンナーレ、サンパウロ・ビエンナーレや欧米の美術館を中心に発表を続け、世界的に活躍する中国現代アートの中心人物です。


  • 郭 晉

    今回併せてご紹介しているGuo Wei(郭 偉)の弟。彼の描く作品は、子供であったり風景であったりと様々ですが、描いている子供たちは、純真な笑顔のように見えながら、無表情にも見え、かたや着ている服や帽子は可愛さに溢れています。


  • 郭 偉

    今回併せてご紹介しているGuo Jin(郭 晉)の兄。ポリティカルポップとは一線を画すGuo Weiの作品は壮大な社会問題よりむしろ」日常生活のワンシーンを描き出しことで、自由主義化していく中国の若者達の感性を表現しています。


  • 楊 少斌

    Fang Lijun(方力鈞)、Yue Minjun(岳敏君)に続くシニカル・リアリズムを代表するアーティストとして知られるYang Shaobin。カルティエ財団やサンフランシスコ現代美術館などに作品が収蔵され、中国国内はもとより、現在は海外でも高く評価されています。


  • 薛 松

    薛松は伝統的な油画や書、数字などの記号や中国のシンボリックな写真を巧にコラージュし、自国の文化を表現した作品で知られています。上海を拠点にした中国現代作家の中でもグローバルな活躍が期待される作家の一人です。


  • 曾 浩

    一色の背景に人物や家具、標識などを独等の距離感で描く曾浩。曾浩の作品は他のナショナリズムをストレートに題材にする他の多くの中国人画家とは違い、大きなキャンヴァスを一つの空間ととらえ、ものとものの繋がりや関係を絶妙な距離感で描きます。


  • 魏 光慶

    中国の前衛芸術を語る上で魏光慶は欠かせません。魏光慶の作品を確立した「赤い壁」シリーズでは、「赤」という社会主義をイメージさせる壁を背景に、ポップアートを意識させられるものを対照的に描きこみ、現代中国の文化流入や資本主義化をアイロニックに表現しています。


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